映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」を観ました
DESTINY 鎌倉ものがたりを見ました。
最初の30分くらいはあまりにも穏やかで
「これって映画にする必要があるのだろうか・・・。」
と思いながら見ていたのですが、後半に行くにつれアクションシーンが続き
これは映画館で見た方が迫力があっただろうな!と思いました。
内容的には妖怪と人間の共存というか、黄泉と現実の共存というか
妖怪と神と死後の世界がごちゃまぜになったような不思議な世界観で
ちょっとすると嘘くさくなりそうなのですが
役者さんたちの演技力もあってか途中で「んなわけあるかい」と冷めることもなく
最後まで熱量を持って楽しく見られました。
私が一番気に入ったキャラクターは田中泯さんが演じていた貧乏神です。
高畑充希さん演じる亜紀子ちゃんに優しくしてもらって
オイオイ泣いちゃうシーンが可愛かったしやはり
人でも何でも、誰かにやさしくしてもらうっていうのは嬉しいこと。
私もできるだけいろんなことに優しくありたいと思います。
あと、中村玉緒さん演じるキンさんも凛々しく強くて物知りで謎で大好きでした。
安藤サクラさんの軽い死神もよかったです。
ああやって江ノ電に乗って黄泉の国に行けるのなら死ぬのも怖くなさそう。
堤真一さんが演じていた本田さんは
どういう風に撮影していたのかとても気になったなぁ。
映画を見た後気になったのでwikipedia読んだら
途中から何人かの人たちが演じていたみたいです。
小中大ってなんだろう。
要潤さん演じる刑事の突然の狐化とか、クスッと笑える小ネタもあったり
私が大好きな市川実日子さんがちょっとだけ出てて嬉しかったり。
和でも中でもないような堺正章さんの西遊記みたいなテイストとか。
なんかいろんなところが私のツボでした。
最後はドンドン伏線回収して気持ちよく終わる。
とても爽快な映画でした。