ドラマ「#リモラブ~普通の恋は邪道~」を観ました
前クールでハマりにはまっていた半沢直樹が終わったすぐ後に
このドラマが放送開始だったので
しばらく及川光博さんを見ると渡真利さんに見えて懐かしいというか
半沢を見ていた時のときめきを引き継いだ感覚で見られて嬉しかったなぁ
江口のりこさんも出ていてうれしい限りだった。
2話だか3話くらいの時に、美々先生が職場でも檸檬探しを始めて
尿酸値が一緒の人を医務室に集めたシーンはかなり引いてしまい
もう見るのよそうかなぁと思っていたら
その次の週あたりから盛り返して面白くなってきたので
見続けてよかったです。
看護師の八木原くんがいちいち視聴者に語り掛けてくるのが
なんか新鮮だなぁと思いました。
初めのころ五文字くんがいつも、嘘をついてはすぐにバラしてしまうので
良いヤツなのか悪いヤツなのか・・・、や、「いいヤツなんだろう。」
って思ってみてたんですけど最後のほうはちょっと切なかったですよね。
青林さんと付き合ったほうが美々先生は幸せなんだって理解して
譲って、でもまだあきらめきれない美々先生の変化にいち早く気づいて
青林さんのフォローして、こっそり小さなため息をついてって感じ。
五文字にも幸あれって思いました。
川栄さんは可愛くて性格いいけどビッチって役が多いなぁ。
間宮さんも出ているので、はじめのころ「僕たちがやりました。」を思い出しました。
青林の役、松下洸平さんは私的に絶妙なキャスティングでした。
美々先生が檸檬の正体を知ってしまったとき
「あおばやしぃィィィ~~~~???!!!」
と思わせるような雰囲気を持ち合わせていらっしゃる。
少し情けない感じがするというか、ちょっとウエットな感じというか
でもバリッとしたときものすごくキリッとする感じというか
そのスイッチのONOFFがよかったです。
美々先生が檸檬が青林だと知って落ち着いてきたころ
青林は当然私のことを好きでしょっていうスタンスすごいなと思ったけど
そうだ、この人もともと男の人に食べ物のあだ名付けて上から目線の人だった。
そりゃそういうスタンスになるわって思いました。
壁ドンからの壁ドンがえしの流れの回はこのドラマの中で最高のきゅんでした。
青林と付き合いだした頃「フランス料理のこの私が」と言い始めたとき笑いました。
視聴者はドラマではじめから美々先生の中身を知っているけど
きっと自分が鐘木パルプの社員だったら
いけ好かない産業医に見えてるんだろうことをここで理解しました。
朝鳴部長のインカム風マウスシールド、キャラ的にいかにもで笑いました。
これきっと、及川光博さんだったからハマったんだろうなぁ。
朝鳴部長と富近先生の恋も、最終的にうまくいってよかったです。
富近先生が雑巾一所懸命手縫いしている姿、可愛かったなぁ。
コロナ禍や、SNSという世相を掴んだ新しいドラマって感じがしました。
現実の世界と同じようにみんな普通にマスクしているし親近感があって
今年じゃなきゃできなかった旬なドラマで、きっと数年後に見たら
「あー、マスクねぇ、してたよね。アルコールも頻繁にやってたな。」
って懐かしめるくらいに早くコロナ収束してほしいですね。
今クールで一番楽しんだドラマでした。