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ドラマ・映画・本の感想を淡々と書き留めるブログ

ドラマ「エール」を観ました

2020年の連続テレビ小説「エール」、最終回まで見ました。

 

コロナの影響で脚本が削られてしまったり、

異例の対処で1話からずっと何週も再放送をするなど苦しい状況が続いたようですが

何とか最終回まで見届けられてよかったです。

 

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最終回はまるでフィギュアスケートエキシビションみたいでしたね。

岩城さん役の吉原光夫さんの歌声が放送前から話題になっていましたけど

本当に震えるほどのいい声でした。

みなさん素敵でしたが、薬師丸ひろ子さんの歌声が可愛くて朗らかで癒されました。

二階堂ふみさんの長崎の鐘がすごく素敵で感動して泣いてしまいました。

柴咲コウさんも出てきていただきたかったけど何かの都合でダメだったのかな。

最終回はそこが少しだけ残念でした。

 

音楽が好きなのでキャストを含めてとても楽しめました。

山崎育三郎さんと森山直太朗さんが交互に歌いだす初めのほうなど

なんて贅沢な!って思いながら見ていました。

薬師丸ひろ子さんの讃美歌も素敵だったな。

あとは、宮沢氷魚さんの歌声を聴けたのもよかったです。

 

喫茶・バンブーのご夫婦が大好きだった。

環さんのスピンオフも素敵だったけど、バンブーご夫妻のスピンオフも見たかった。

ちらっとご夫婦の馴れ初めの回があったくらいだったような・・・。

とにかく、バンブーのシーンがもっと見たかった。

大好きだったドラマの「本棚食堂」に出ていた

中村蒼さんが出ていたのもすごく嬉しかったです。

 

思い起こすと全部の登場人物が好きだったってなるなぁ。

 

 

戦争のシーンもしっかり描いてくれて考えさせられたし見ごたえありました。

あまりにも鮮明に描いていたから嫌煙した視聴者の方もいたようですが

きちんと描いてくれたことに感謝したいです。

 

全体的に濃い内容だと思っていたのですけど最後がすごく駆け足でちょっと残念。

コロナでの撮休とか志村さんのこととかいろいろあって当初やりたかったことが

できなかった部分もあったのでしょうか。

本当の当初の脚本だとどんな感じだったのかなぁ、観たかったです。

「コロナのバカやろう!」ですよほんと。

 

見届けた結果、一番印象に残っているのは

藤堂先生が亡くなった戦場でのシーンなのですが

その次に特筆しておきたい印象に残っているシーンは

裕一さんと弟の和解のシーンでした。

お父さんがきちんと整理して亡くなっていったのがとても印象的で

何となく、弟さんに感情移入していた部分があったので一番泣けました。

嗚咽に近いくらい泣けました。

お父さんのおかげで丸くなっていい嫁もらえて本当によかった。

 

長い長い主人公の生涯、いろんなことがあったなぁ~。

あんなこともこんなことも。

なんて、Greeeenのエール聴きながら余韻に浸っています。